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民主政治は何処へ
憲政の常道からいえば、昭和21年4月10日の総選挙で第1党となった自由党が、次期政権を担当することになるが、小党分立の結果から、幣原内閣は新党結成を策したり、鳩山氏の資格再審査問題を明白にしなかったりして、延命工作を図った。
一方、自由党は、第1党である自由党が中心になって進歩、社会の三派連立内閣の成立を画したが、社会党は連立政権への参加を拒否するなど政局は混迷していた。
首相官邸で話し合う幣原喜重郎首相、三土忠造内相、栖橋書記官長。
「幣原内閣居座りを策す」
幣原内閣は総辞職すると思われていたが、進歩党を抱き込み居直りを策す。
進歩党の抱き込みに成功した楢橋氏は「新党がもしできるとする、その狙いは…」
「第1党の自由党が政権を」
昭和21年4月18日の自由党代議士会では、第1党の自由党が次期政権を担当すべきであり、幣原内閣の即時退陣を要求すべきだという意見もあったが、国民の判断に任すべきだとの自重論も出て、結局政府の行動を静観することになった。
内容:
自由党総務会のメンバーと話し合う鳩山一郎総裁。
政局について語る鳩山氏「選挙の結果に従うのは当然のことである。幣原内閣は公明な常道を歩むと思うから我党は退陣を要求しない…」
「社会党連立政権に不参加決定」
社会党は、昭和21年4月16日常任委員会を開き、連立政権問題について協議した結果、自由、進歩両党との連立政権には参加しないという党議を決定した。
内容:
常任委員会に出席の片山哲書記長、鈴木茂三郎、加藤勘十、水谷長三郎,西尾末広の各氏ら。
声明を発表する片山書記長「第1党の自由党は、内外の付託に沿い得ないし、進歩党もまた同じである。幣原内閣の新党工作は、国を誤らせるものであり、断固排撃すべきである…」
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