No.CFNH(G)-0161_2

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1949年(昭和24年) 02月08日公開
こわれ放題の國宝
建築家で、法隆寺国宝保存会顧問の伊藤忠太博士は、
「法隆寺金堂の火災で、世界第一級の文化財が失われた」
と語っているが、日本各地の、国宝の荒廃ぶりは、目に余るものがある。
フィルムは、法隆寺、新潟に取材して、文化財行政の貧困を訴える。
内容:
法隆寺火災について語る、伊藤忠太博士
「非常に残念だ。堪えられぬ程、口借しい。なぜかと言うと、法隆寺の建築が世界第一と言っていいからだ…」
焼け落ちた法隆寺金堂。
昭和24年1月29日の井手文部次官、柴沼直社会教育局長の視察。
「検証中につき立入禁止」のはり紙。
見るも無残な、阿弥陀浄土図など11面の壁画。
残念そうに壁画を見守る、壁画模写の画家たち。
荒廃した国宝。
新潟県東蒲原郡三川村の国宝薬師堂。
手を加える者もなく、あちこちに穴だらけの御堂。
新潟県西頸城郡能生町の、国宝聖観世音。
平安期の傑作も、年々虫に食われていく像。
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