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はっきりした政界の新分野
昭和24年1月23日の総選挙は、民主自由党が264人と、過半数を獲得し、戦後初めて、単独内閣で国会に臨めることになった。
これに対し、民主党は68人、社会党は、片山、西尾、加藤夫妻ら、幹部が落選して、49人とふるわず、共産党は、都市部を中心に35人と議席を増加した。
内容:
昭和24年1月23日、全国各地の投票風景。
雪の札幌。
雪の中、投票所へ向かう有権者。
札幌市第1投票所。
筑豊炭鉱地帯。
ボタ山の見える投票所。
1月24日、朝日新聞社前の速報板。
速報に見入る黒山の人だかり。
共産党徳田球一書記長の第1声。
民自党広川弘禅幹事長の第1声。
落選の社会党党首、片山哲氏。
夫婦そろって討ち死にした、社会党加藤勘十、シヅエ夫妻。
落選の、民主党楢橋渡氏。
恒例の大太鼓も、思ったより静かな民主党本部。
民主党総裁犬養健氏。
代々木の共産党本部。
党旗ひるがえる本部。
当選のあいさつを受ける代議士たち。
野坂参三氏の抱負
「まず第一に、共産党、社会党、労農党、その他民主的な勢力が大きな戦線を作って、保守反動の勢力と戦わねばならない。故に、私は社会党の幹部にも、きのうから会って話をしているが、彼らは、やっぱり割り切れないでいる…」
民自党内閣に寄せる街の声。
若い女性
「税金を再控除して欲しい…」
男性
「今度の選挙に共産党が進出したことは、日本の行く道にとって明るいことだ…」
警察官
「まず、労働者の賃金を決めて、物価を安定して欲しい…」
男性
「民自党の政策は、官公庁の60万の首切りとか、中小企業の弾圧とか、労働法規に対する改悪を企図しているが、我々労働者にとって、すべて不利なことだから、このようなことは一切やってもらいたくない…」
料亭経営者
「使いたくても使えない人がいる。臨検を恐れ、遊びたいと思っても遊べない人がたくさんいる。民自党の統制緩和政策は歓迎…」
兜町の株屋さん
「一般小売商人に受けがいいと思う。金回りがよくなる…」
東京証券取引所。
統制緩和のおもわくから大にぎわいの立ち会い。
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