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1946年(昭和21年) 01月24日公開
人民注視の人 野坂参三氏帰る
昭和6年、神戸からソ連に渡り、昭和18年からは中国の延安で反戦・解放運動を指導していた野坂参三氏が、15年ぶりに1月12日帰国し、翌13日東京駅に着いた。
野坂氏は歓迎会で「愛される共産党」であるべきだと挨拶し、内部抗争が激化していた左翼陣営に新風を吹き込んだ。
内容:
東京駅に到着の野坂参三氏を迎える志賀義雄氏らプラカ一ドを持った1,000人の党員たち。
出迎えの人波にもまれた中で帰国のあいさつをする野坂氏。
「日本に民主主義を完成させなければならない……」
翌14日東京代々木の共産党本部で開かれた歓迎会であいさつをする野坂参三氏。
「共産党は変った。宣伝的な団体から政治を動かす党になった……」
共産党中央執行委員会と野坂氏が協議した結果決定した今後の方針についての共同声明を発表する志賀義雄氏。
「天皇制に対する方針について完全に意見が一致した……」
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