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忘れられた学童たち
GHQの指令により、軍国主義教育を追放し、民主教育への脱皮が急がれたが、敗戦による虚脱状態は教育界も例外ではなかった。
戦災にあった学校では、青空教室で授業をしたり、校庭の一角に「七生報国」などの、戦時中の遺物が残されていたりした。
インフレと食糧難の中で、国民学校の授業は午前中、大学高専は休暇中が多く、学校教育までには十分に手が回らなかった。
内容:
焼け跡を登校する子どもたち。
校庭で鉄棒やなわ跳びをして遊ぶ子どもたち。
校庭に残された「七生報国」、「国威宣揚」の石碑や「大和魂」と書かれた太鼓。
回収された修身や地理の教科書。
「公民」も登場した授業の時間割。
教室で1冊の教科書を2人で見ながら勉強する子どもたち。
校庭の青空教室で児童たちにこれからの生き方を説明する先生「何事も科学的に考えそでない真実を尊ぶ考え方でなければならない……」
校庭で持参の弁当をひろげて昼食をする先生たち。
焼け跡に建てたバラックの代書屋で内職をする教員の話。
「こんなことでもしなければ食っていけない……」
肉弾三勇士の銅像の下の石畳に軍艦や飛行機の落書きをする子どもたち。
路地裏のベイゴマ遊び、ヤミ市で買い食いをしたりたばこをふかしたりする少年たち。
新聞の売り子をしたりくつみがきをしたりする少年たち。
くつみがきの少年にインタビュー。
「なぜ学校に行かないの……」の質問にうつむく6年生の少年。
万世橋の鉄道博物館で蒸気機関車や船の模型に熱心に見入ったり、メモをとったりする子どもたち。
教職員の組合大会で執行部に質問する組合員。
「教員の待遇改善はどうなったか。学校給食を実施せよ……」