二・一スト交渉決裂　ついに断行？

2.1ゼネストを前に、昭和22年1月28日、吉田内閣打倒危機突破国民大会が、各地で開かれ、宮城前広場には、30万の労働者が集まり、気勢を上げスト突入の決意をかためた。

スト突入の秒読みに入った、1月29日夜、政府と労組側との直接交渉も、ついに決裂し、ゼネストは不可避とみられるに至った。

内容：

昭和22年1月28日の集会(大阪、京都、干葉、東京)。

宮城前広場を埋めた、30万人の労働者を激励する、加藤勘十、土橋一吉、鈴木清一国労委員長、野坂参三の各氏とインター合唱。

官邸前のジグザグデモ。

スト決議文を河合良成厚相に渡す、加藤勘十氏。

1月29日、末広厳太郎中労委会長あっせんの交渉。

伊井弥四郎議長と石橋湛山蔵相。

夜9時15分の時計と、インターナショナル合唱。

運輸省5階大会議室の、興奮する拡大共闘委員会。

伊井共闘委議長の声明

「国家経済の安定する人民政府樹立、戦術はゼネストである…」

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