七月の声

昭和22年7月、東北地方は、秋田県を中心に集中豪雨があり、死者、行くえ不明29人、家屋の流出359戸、床上浸水17,000戸の被害が出た。

気象台、茨城のじゃがいも被害、焼け跡の洗たくに、つゆ明け期の風物を記録する。

内容：

中央気象台の風力計の動き。

今年のつゆについて、天気図を示しながら説明する中央気象台の久米技師

「今年は、本格的なつゆが久しぶりにやって来て、その上、早目に来た。所によっては大雨があり、一部の農作物に影響があったようだ…」

茨城県桜井村付近の、ベト病の出たじゃがいも畑。

畑で、被害にあったじゃがいもの茎を見ながら協議する農業技術者。

つゆの晴れ間に、焼け跡の壕舎を出て洗たく物を干す主婦。

川に入り、プールに飛び込んで水遊びする子どもたち。

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