物価高に賃上げ要求たかまる

印刷、出版の大日本、凸版、共同など、5つの労働組合の、危機突破資金1,300円の要求に対し、会社側では、各社個別の交渉でなければ応じない、と主張したため交渉が決裂。

昭和22年7月28日から、一斉にストライキに突入した。

組合は、5社共同闘争委員会を設け、結束を強めたが、結局は各社ごとの交渉に応じ、7日、共同印刷は、基本給10割の突破資金は認めるが、争議中の給与は支払わない条件で、意見が一致した。

各社とも、この共同印刷の条件に準じた形で、8月26日の凸版印刷を最後に解決した。

内容：

ストに入り、機械の止まった大日本印刷の工場。

大日本印刷争議団本部の看板。

印刷会社正面玄関の上に張り出した、ストライキの横断幕。

ストライキ宣言のはり紙。

機械の止まった工場で、組合員を前に、団結を訴える女子の組合幹部。

5社共同闘争本部の看板のある工場。

5社共同闘争委員会で、協議する組合の幹部。

工場の広場に集まり、吹奏楽団の伴奏で労働歌を歌う組合員たち。

※ご発注の際は映像内に埋込みのタイムコードにてご指定ください。