武装競輪場

度重なる騒じょう事件で、昭和25年9月16日以来、中止されていた競輪は、関西のトップをきって、ものものしい警戒のうちに、11月16日、西宮競輪が再開され、大勢のファンでにぎわったが、武装警官に守られての、ものものしさだった。

しかし、11月17日に、再開2日目の西宮競輪で、八百長レースがあり、高橋正充選手は、選手権をはく奪された。

内容：

動員され、警戒にあたる警官隊。

続々と、西宮競輪場につめかけるファン。

場外に締め出されて、金網によじ登って、わめく予想屋たち。

つめかけたファン。

厳重な金網張りにされた、婦人専用車券売り場。

看板と発売窓口。

窓口に張りめぐらされた、金網ごしに、車券を買う婦人たち。

警官の護衛つきで、納められる売上金。

券売場室内。

売上金を、袋にしまう関係者たち。

現金の入った袋を、かついで地下室に入る関係者。

見張りに立つ警官たち。

再開2日目で、八百長事件。

成績記録表。

逮捕され、手錠をかけられて、西宮警察署に連行される、高橋正充選手。

厳しい警戒の中でのレース。

スタートする選手たち。

金網ごしに観戦するファン。

警戒する警官隊。

熱狂するファン。

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