No.CFNH(G)-0086_8
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1947年(昭和22年) 09月02日公開
行きなやむトロ遺跡発掘
日本の、原始農耕集落の実態が、わかるのではないかと、注目されていた、静岡県登呂遺跡の発掘は、昭和22年7月10日から開始され、このほど、第1期工事を終了した。
しかし、予算不足で、本年度は成果があがらなかったため、8月22日、現地を衆院文化委員が視察の結果、来年度は、総予算800万円で、大規模な発掘に着手することになった。
内容：
昭和22年8月22日、登呂遺跡発掘作業を見学する、衆院文化委の福田委員長ら。
弥生時代の住居跡。
同時代の集落の生活と、水田の絵。
矢板や木柵で固められた、あぜのある水田跡。
泥田での作業に使用したと思われる田下駄。
木製のまぐわと鍬。
「本年度の予算は15万円。学者と学生の熱意で出来ているようなもの…」
と語る発掘関係者。
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