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1946年(昭和21年) 05月30日公開
吉田内閣發足 民主戰線も攻勢へ
吉田内閣は、組閣を始めてから6日間、農相人事をめぐってGHQの意向、与党内の意見対立で混乱が続いたが、結局農相は革新官僚のリーダーといわれた農林省農政局長、和田博雄氏に落ち着き、5月22日、吉田内閣は成立した。
内容:
吉田内閣成立。
葉巻をすう吉田茂首相。
新内閣閣僚の記念撮影。
首相兼外相吉田茂、内相大村清蔵相石橋湛山、法相木村篤太郎、文相田中耕太郎、厚相河合良成、農相和田博雄、商相星島二郎、運輸相平塚常次郎、国務相幣原喜重郎、同斉藤隆夫、同植原悦二郎、同一松定吉、内閣書記官長林譲治、同副書記官長周東英雄、法制局長官入江俊郎の各氏。
食糧メーデー代表。
吉田内閣反対を声明(5月20日)。
組閣本部に徹夜で座り込む食糧メーデーの代表たち。
官邸に入り吉田内閣絶対反対の声明文を読みあげる代表鈴木東民氏と声明文を聞く林譲治書記官長。
難航の農相に和田氏起用。
外相官舎の建物と警備をする警官ら、農相侯補となった那須浩氏、岩田法相、湯河都次長、そして農相となった農政局長和田博雄氏。
吉田首相第一声(5月22日)。
車で首相官邸に到着する吉田茂首相。
吉田首相の第一声「食糧問題の打開はわが国民再生のかぎである」
民主戦線結成促進会(5月22日)。
民主戦線結成促進の意見を発表する代表。