No.CFNH(C)-0261_5
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1945年(昭和20年) 11月22日公開
悩みの種
「超満員の買い出し列車」
電車・列車など交通機関は超満員の毎日だった。
混雑の最大のガンは買い出し客だといわれた。
11月3日・4日の連休は好天に恵まれ、東京から千葉、埼玉の農村に買い出しに出かけた人は、2日間に100万にも上り、芋を買い求めた。
臨時列車や電車を増発したが、客車の屋根にも登る超満員だった。
内容:
都電に乗るため道路いっぱいに行列をする都民の列。
臨時列車の無蓋貨車に乗る乗客。
客車の屋根の上にも乗客がいる満員列車。
満員列車が到着するホームにも一杯の乗客。
窓からも降りる婦人も混じる乗客たち。
炭水車によじ昇るモンペの婦人ら乗客たち。
機関車の前部や客車の窓にしがみつく乗客もいる超満員の列車。
「食物を求めてヤミ市へ」
復員軍人や軍需工場の工員、外地からの引揚者など失職者は1,000万に上った。
東京では11月1日現在、277万の人口のうち60万は、これら失職者といわれた。
敗戦のショックと空腹で、勤労意欲のない失職者たちは、新橋・新宿・浅草などの焼け跡のヤミ市に集まり、食い物を求めていた。
内容:
焼けビルの間の焼け跡の広場を埋める人の群れ。
にぎり飯を売るヤミ屋に群がる復員服姿の男たち。
ふかし芋を箱からとり出すヤミ屋に、列を作って買い求める男たち。
焼け跡にたむろし、人だかりをのぞく復員服姿が目立つ人の群れ。