No.CFNH(G)-0017_1
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1946年(昭和21年) 05月09日公開
A級戰犯人“文明”の法廷へ
東條元首相ら28人の戦争犯罪人を裁く極東国際軍事裁判、いわゆる東京裁判は5月3日、開始された。
電力事情の悪い東京で、まばゆい照明のもとで世界に公開されたが、ドイツの戦犯裁判と異なる点は、完全にマッカーサー元帥の管轄下におかれたことであった。
裁判はたんたんと進むかと思われたところ、午後3時半すぎ大川周明被告が前の席の東條元首相の頭を突然たたいた。
大川被告は進行性マヒの診断で昭和22年4月免訴となるが、松沢病院入院中コーランを全訳するなど擬装狂人説がある。
内容:
米軍バスで巣鴨拘置所から到着する東條被告ら。
極東国際軍事法廷と書かれた英文の看板。
MPの警備のもと米軍バスを降りる東條被告ら。
被告席に座る東條被告ら。
法廷内の九つの連合国国旗。
午前11時17分全員起立のうちに入廷するウェッブ裁判長以下10人の判事団。
法廷内での宣誓。
被告席の東條被告ら。
合掌姿勢の大川周明。