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インフレはどうなる?
「政府緊急措置発表」
政府はインフレ抑制の非常手段として、昭和21年2月16日、預金封鎖、新円発行の金融緊急措置令と、日銀預入令を発表し、翌日実施した。
預金の引き出しは、1か月世帯主300円、世帯員1人100円までとし、給与も、新円は1か月500円までの、いわゆる500円生活が3月から始まった。
この措置で、日銀券は、2月18日の618億円が、新円時代の3月12日には、152億円に収縮したが、物価の上昇と食糧の遅、欠配で、消費者は洋服や着物を売って暮らす、竹の子生活を余儀なくされた。
内容:
「これからの生活はどうなる?」
ねぎの山やいか、あじの並んだ露店の店先。
店員と客のやりとり。
「預金封鎖で商売にならない…」
「隠匿物資を摘発せよ」
旧軍隊とみられる建物と、その前に積まれた米俵。
東京中央郵便局の全景。
郵便配達の職員の話。
「500円生活は無理だ…」
ごぼうやいわしの丸干しが並んだヤミ市の店先。
「食糧配給を強化せよ」
丸の内のビル街へ出勤のサラリーマンと、インタビューに答える人。
「遣う金が減って物価が下がればよいが、とにかく生活必需品を大量に生産しなければならない…」
乾パンの袋と乾パンの製造。
製糸工場で働く女子工員。
坑内で石炭を掘る炭鉱夫。
石炭の貨車積み。
「生産を再開せよ」
金融経済学者木村禧八郎氏の話。
「インフレ抑制は、働く者が組合を作り自分たちで工場を動かすことだ。これが実行できる強力な政府を人民の手で作る。つまり、民主戦線内閣を作らなければ根本的な解決にはならない…」
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