人民戦線 要望の聲 ~社会党中央委員会~

社会党・第1回中央執行委員会が1月16日開かれ、山川均氏が提唱し共産党が社会党に共闘を申し入れている、人民戦線結成問題や天皇制問題などについて協議した。

その結果、「人民戦線＝民主戦線統一は社会党が提唱してこそ、はじめて強力に結成し得るものである。

天皇制は存続し、主権は国家にある」という従来の方針を再確認し、大きな波乱もなく終わった。

内容：

東京の蔵前工業会館で開催の社会党中央執行委であいさつをする片山哲書記長。

会場に出席の加藤勘十、西尾末広、黒田寿男、鈴木茂三郎の各氏ら本部役員と地方代表80人。

執行部に質問する小野俊一氏。

「人民戦線への参加を総選挙後にするのでは遅すぎる。即時結成すべきである……」