No.CFNH(G)-0271_1
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1951年(昭和26年) 03月13日公開
ようやく進む国宝保存 ~平等院鳳凰堂・法隆寺~
「平等院鳳凰堂の解体修理」
文化財保護法が25年8月に施行されてから半年たって、ようやく予算が認められ、国宝の修理が軌道に乗り始めた。
宇治平等院の鳳凰堂の屋根の解体修理工事が48年ぶりに3月7日から始まり、屋上の鳳凰や鬼がわらなどの取りはずしが進んでいる。
内容:
一面によしずがはられた鳳凰堂。
修理を前に鳳凰や鬼がわらなどの取りはずし作業。
鬼がわらが取りはずされた屋根。
鳳凰の取りはずし作業。
取りはずした鳳凰をかつぐ人たち。
青銅作りの鳳凰のひとつ。
「法隆寺金堂の壁画修復工事」
法隆寺金堂の内面四囲を飾っていた壁画は、昭和24年1月26日朝、電気座布団からの出火で焼損したため、3月6日から火災を受けた壁画の抜き取り工事が始められた。
内容:
一面によしずがはられた金堂。
作業に立ち合う佐伯定胤貫主。
8面小壁の文珠菩薩の抜き取り作業。
指揮にあたる浜田博士。
抜き取り作業。
抜き取った文珠菩薩を計測したりして調べる関係者たち。
文珠菩薩。