No.CFNH(G)-0081_7
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1947年(昭和22年) 07月29日公開
明るみにでた“よろけ”病 ~足尾銅山~
古くから「よろけ」といわれ鉱山労働者の職業病とされている「硅肺」に対し、足尾銅山の労働組合と町民は、7月12日に開いた生産復興大会で国に対し十分な補償をせよと要求、予防対策と補償問題に立ち上がった。
内容:
山間にある足尾銅山。
坑道に列を作って採鉱現場に向かう鉱夫たち。
削岩機を使って鉱石を崩す鉱夫。
鉱石を笊ですくい鉱石運搬車に移す鉱夫。
足尾鉱山病院で肺の検査を受ける鉱夫と肺のレントゲン写真。
標本として展示された普通の肺、硅肺結核、硅肺。
病院の小林博士の話「今までは真相が発表されなかったため、硅肺予防対策が確立していなかったし、補償も十分でない」。
硅肺になり布団の中で休む患者と家族たち。
生産復興大会に「米よこせ」のプラカードに混じって「職業病ハ国家デ保証セヨ」のプラカードを持って集まった組合員や町民。
「我々がけがしても、休息しても、おれたちの家族を国家が完全に補償してくれれば増産が成り立つ」と訴える組合幹部。
拍手をおくる大会参加者。